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2005・ドイツ=オーストリア映画
いつも食べている野菜や肉はどこからどのように来るのか。
そんな当たり前の事を実はそんなに知らないんじゃないかなーと思って
見てみましたー。
ドキュメンタリーだけど、ナレーション無し、字幕無し。
ある意味、凄く新鮮でしたが、知識のない私が見ても
何やってるか分からない所が多々・・・。
わざとそうしているのは分かるけれど、せ、せめて最低限は説明して・・・。
取材の多くはヨーロッパらしいけれど、
どこも工場みたいで、流れ作業で野菜や肉や卵とか収穫されてました。
規模が半端無くて、最初何やってるのか分からない・・・。
どこも一つの場所で大量(何万とか何十万)の生き物を扱っているみたいだった。
工場の端から端まで地面がヒヨコに埋まっていたり、動くスペースのない牛の牛舎。
機械で淡々と行われる作業。
働いてる人も単純作業をこなすかのように、
まるで機械のように淡々仕事をしているのが
なんだか違和感を感じました。まぁそうだけどさ。
仕事をしている人も全然会話がなくて、
こんなもんなのかな?と・・・。
豚も牛も殺す時は電気ショックなのかなぁ。
鳥はそのまま首を切られて、逆さにして血抜き。
しかし衝撃的だったのは解体。
やはりこれも機械で流れ作業。豚や牛のお腹を切り裂いて、中身を取り出す。淡々に。
なんかグロい筈なんだけど、あまりに淡々としすぎて感覚が麻痺した。
だけど、画面に見えた地面に落ちる大量の血。
床が赤いのかと思うくらい。湖が出来そうな勢い。急に恐ろしくなりました。
効率と低コスト、そして安定。
それを考えたら工場になって、人も自分の決まった仕事をこなせばいい。
いつかは全て機械が自動で行うようになって
植物と動物は管理されてくんだなぁと。
増やされて、殺されて、食べられて。
でもこれは映像で見るだけじゃ、本当は分からないよなぁ。
動物が可哀相じゃない。とかそんな無責任な事は言わないけど
食べきれなくてごめん!!感謝して食べれるだけ食べます。
公式サイトにインタビューや説明が書いてありました。
これだけザッと目を通してみるのも雰囲気が伝わると思います。
http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/